オリンパスのマイクロフォーサーズ機のモックアップがWeb上(デジカメWatch)に現れた。かなりコンパクトだ。カラー液晶ビューファインダーは本体に内蔵しない仕様で、コンパクトデジカメやレンジファインダー機のように上面はフラットで、きわめてシンプルな形状に仕上がっている。発表されたサイズは、120mm(W)×65mm(H)×32mm(D)。この数値からは、贅肉を取り去り究極までスリム化しようとする意図が強く感じられる。ちなみに、リコーGRデジタルは、107mm(W)×58mm(H)×25mm(D)。GRデジタルとの差は、横幅で13mm、高さと厚みで各7mmだから、オリンパスのマイクロフォーサーズ機がいかにコンパクトであるかがわかる。
現時点で、オリンパスのマイクロフォーサーズ機が、パナソニックのGシリーズのような一眼レフスタイルの形状を採用しないことが明らかになったわけで、今後、ニューモデルの形状をさらに追い込んでいけば、かなり期待できるものとなりそうだ。
さて、このモデルには、手ぶれ補正が搭載されるのだろうか。ボディ内手ぶれ補正は、今となっては必須の機能とも思えるが、もし搭載されるなら、これはまさに極限まで切り詰めたコンパクトサイズであるといえるのだが...。
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