Thelonious Monk: Live at the 1964 Monterey Jazz Festival
第98回掲載CD。このアルバムは、西海岸の有名なジャズ・フェスティバル、Monterey Jazz Festivalにセロニアス・モンクが1964年に出演した際の貴重な未発表ライブ音源をCD化したもの。2007年夏に初リリース。演奏内容は、カリフォルニアでのフェスティバルだけあって、1曲目のBlue Monkの冒頭から、終止一貫してリラックスしたムードのなかで展開されており、非常に聴きやすく親しみやすいものになっている。
セロニアス・モンク: ミステリオーソ+2
第97回掲載CD。NYの有名なファイブ・スポット・カフェでの1958年のライブレコーディングアルバム。テナーのジョニー・グリフィン(Johnny Griffin)が参加。もちろん、ラウンド・ミッドナイト(Round Midnight)も含まれる。モンクは、他とは異なる独自の和音とリズムで、孤高のピアニストといわれたけど、その音楽性の高さは、没後ますます評価されている。作曲家としての名声も高まるばかり。
セロニアス・モンク&ミルト・ジャクソン: コンプリート・ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック Vol.3&ミルト・ジャクソン
第96回掲載CD。ヴィンテージ盤というか、いつまでも色あせない、これぞモダンジャズの原点。ブルーノートレーベルの5011番。このブルーノートRVGセレクション、随分音がよくなったものだ。録音年月日が古いからといって敬遠する人がいれば、是非一度聴いてもらいたいね。先入観が変わるよ。ブルーノートは5000番台がいい! 初めてジャズに接する人、クラシック好きの人、ジャズを少しでも聴いてみたいと思ったことのある人、ヴィンテージ風の味わいを求めている人、全17曲モダンジャズの醍醐味がぎっしり詰まった、このアルバムは必携です。
フランチェスコ・カフィーソ・ニューヨーク・カルテット: ニューヨーク・ララバイ
第95回掲載CD。フランチェスコ・カフィーソ(Francesco Cafiso)のファーストアルバム。2005年NYで録音。当時弱冠16歳。1曲目のバードランドの子守歌を聴いたとたん、とても16歳の少年とは思えなかった。表現の幅の広さ、堂々としたプレイに驚かされる。力あり、歌あり。リズム感抜群。パーカー直系の期待のホープ。
トミー・フラナガン: ザ・コンプリート・オーバーシーズ+3 ~50ス・アニバーサリー・エディション~
第94回掲載CD。名ピアニスト、トミー・フラナガン(Tommy Flanagan)による1957年の録音。このアルバムは、ピアノトリオの屈指の名盤と言われた。スイングジャーナルの第1回ゴールドディスク。ベテランのジャズ・ファンならみんな知っているアルバム。
グレート・ジャズ・トリオ: July 5th~Live at BIRDLAND New York~(紙ジャケット仕様)
第93回掲載CD。現役最長老といってもいい、89歳になるハンク・ジョーンズのピアノトリオアルバムで、2007年7月5日のライブがこれ。最新録音だけあって、当日のライブの熱気が実にリアルに収録されている。
ダン・ニマー・トリオ: ティー・フォー・トゥー
第92回掲載CD。ウイントン・マルサリス率いるリンカーン・センター・ジャズ・オーケストラのピアノ奏者といえば、相当な実力の持ち主だということを、すぐにイメージするが、実は、そのピアニストが、ダン・ニマー(Dan Nimmer)。年齢は、20代前半。その彼のデビューアルバムがこれ。ケリーやガーランドを思い出させるブルース・フィーリング豊かなピアニスト。
フランチェスコ・カフィーソ・カルテット: 天国への七つの階段
第91回掲載CD。イタリアの10代の若手アルト・サックス奏者、フランチェスコ・カフィーソ(Francesco Cafiso)のセカンドアルバム。2006年1月録音。1989年生まれだから当時17歳。パーカー直系のスタイルは、スリル満点。
ニューヨーク・トリオ: ラブ・ユー・マッドリィ
第90回CD。ビル・チャーラップ(Bill Charlap)の、エリントン・ナンバーばかりを集めたピアノトリオアルバム。これまでのエリントン曲集とは違い、アプローチが個性的で新鮮だ。耳を澄ましてじっくり聴ける。何回聴いても飽きない。アルバムに収録された11曲、すべて素晴らしい。永久保存盤!
ニューヨーク・トリオ: 星へのきざはし
第89回掲載CD。ビル・チャーラップのピアノトリオ。アルバムの1曲目、冒頭から思わず引き込まれる。軽やかなタッチで聴き手を引きずり込む力は、この人ならではもの。歌うような演奏。しかもスリルがあり斬新だ。このアルバムは、スイングジャーナル誌の読者のリクエストに応えたスタンダード曲を収録しており、初めてジャズを聴く人から、ベテランまで広くおすすめできる名アルバム。
スウィート・ジャズ・トリオ: マイ・ロマンス スタンダード・コレクションVol.1
第88回掲載CD。スウェーデンのコルネットとギターとベースのユニークなトリオ、Sweet Jazz Trio。とっても暖かくて大人の寛いだジャズを聴かせるグループ。北欧のジャズって、シンプルで、アコースティック楽器の音色を大切にした演奏が多い。特にこの時期、冬の夜にジャズを聴くのにピッタリ。
Scott Hamilton: From the Beginning
第87回掲載CD。スコット・ハミルトンのファーストアルバム(1977年)とセカンドアルバム(1978年)をセットにした2枚組CD。1stアルバムは、トランペットが加わり、2ndでは、トランペットの代わりにギターが参加している。ギターはカル・コリンズ。歌ものは、さすがにスコット・ハミルトン、うまい。
Scott Hamilton: A Is a Good Wind Who Is Blowing Us No Ill
第86回掲載CD。スコット・ハミルトンの記念すべき1977年のファーストアルバム。フォービートのジャズ、普段着のジャズ、歌うジャズ、そして、何よりもスイングするジャズがここにある。
スコット・ハミルトン: バック・イン・ニューヨーク
第85回掲載CD。原曲の持ち味を大切に、あまり崩さずストレートに演奏し、リラックスしたスイング感が持ち味のテナー奏者、スコット・ハミルトン(Scott Hamilton)が、2005年に吹き込んだアルバム。このCDは、数多いスコット・ハミルトンの録音のなかでも、ひときわ精彩を放つ
ビル・チャーラップとの共演アルバム。スコットはオールドスタイルのテナー・マンで、くつろいでジャズを聴きたい人や、心温まる演奏を求めている人に最適。
Jim Hall: Hallmarks: The Best of Jim Hall
第84回掲載CD。コンコード・レーベルから2006年10月に発売されたジムホールの2枚組ベスト盤。1980年代以降の比較的新しい録音。ジム・ホールの演奏に、より豊かな独自の個性が輝きだした頃からのもの。
Dick Hyman: Live at Maybeck Recital Hall, Vol. 3: Music of 1937
第83回掲載CD。1937年に作曲された曲ばかり集めた大変ユニークなアルバム。すべてピアノソロ。演奏者は、アメリカのディック・ハイマン(Dick Hyman)という名ピアニスト。曲目は、マイルスのアルバムで有名な、いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)をはじめ、My Funny Valentine、Caravan、Foggy Dayなど、ジャズスタンダードの代表曲が数多く収録されている。
テディ・ウィルソン: ジ・インペッカブル・ミスターウィルソン
第82回掲載CD。テディ・ウィルソン。クラシックなジャズ、オールド感覚溢れるジャズ、いつでも聴いて楽しいジャズ、歌ものスタンダード曲中心のジャズ、リラックスできるジャズ、優雅なジャズ、初めての人でもとっつきやすく、いつかどこかで聴いたような懐かしい香りのするジャズ。
クロード・ウィリアムソン・トリオ: ラウンド・ミッドナイト(K2HD/紙ジャケット仕様)
第80回掲載CD。バド・パウエル派の白人ピアニスト、クロード・ウィリアムソン。このアルバムは1956年の録音で、ジャズスタンダードで固められている。ベツレヘム・レーベルを代表するアルバムで、派手さはないけど、何度も繰り返して聴きたくなる味のある演奏。
ハワード・マギー: ザ・リターン・オブ・ハワード・マギー(K2HD/紙ジャケット仕様)
第79回掲載CD。ベツレヘム・レーベルの国内発売元が、ビクター・エンタテインメントに移籍して、今年の6月から発売を開始し、12月までに50タイトルが出揃うことになる。このレーベルはマイナーレーベルなんだけど、モダンジャズの絶頂期である50年代に録音されただけあって、今でも第一級の価値ある名盤揃いだ。10月に発売された10タイトルのなかでは、ビバップ三大トランペット奏者の1人である、ハワード・マギー(Howard MacGhee)のアルバムは見逃せない。
渡辺貞夫: ベイシーズ・アット・ナイト
第77、78回掲載CD。岩手県一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」での、感動のライブドキュメント。演奏は、渡辺貞夫レギュラー・クインテット。菅原正二のベイシーは、音の良さで定評があるが、今回のアルバムは、2007年4月14日のライブ・レコーディングで2枚組に収録された。
ジャネット・サイデル: プリーズ・リクエスト
第76回掲載CD。ジャネット・サイデルはオーストラリアのシドニーで活躍している白人女性ヴォーカリストで、肩の力を抜いた気軽で親しみやすいヴォーカルがなかなか魅力的。このアルバムは、2003年のライブ・レコーディングで、ジャネットのピアノの弾き語りに、ベースとギターを加えたトリオ演奏。ドラムレスだから、いっそう寛いだ感覚が表れている。曲目はスタンダードを中心にまとめられており、普段どこでも気軽に聴ける内容。
ロヴィーサ: ザット・ガール
第75回掲載CD。スウェーデンの名ヴォーカリスト、モニカ・セッテルンドが亡くなった後、彗星のごとく現れたのがロヴィーサ(Lovisa)。ストックホルム生まれのジャズ・シンガーで現在25歳。現在スウェーデンで最も期待されるシンガー。クールで知的でしかも情感豊か。ノンビブラートの器楽唱法でさらっと歌い、スッキリ爽やか。
Sonny Stitt: Personal Appearance
第74回掲載CD。1957年リリース。このVerve盤はアルトで演奏しており、収録曲は、Easy To Love、Easy Living、Autumn in New York、You'd Be So Nice to Come Home To、Avalonなどが含まれ、まさに名曲名演といえる充実した内容。いわゆるパーカー派と呼ばれる多くのホーン奏者のなかでも、ソニー・スティットは最強の実力の持ち主であることがこのアルバムでも伺える。ビバップ・ファン必聴盤。
Barry Harris: Breakin' It Up
第73回掲載CD。今もNYで活躍するビバップの伝導師、バリー・ハリスの1958年の初リーダー作。欧州のJAZZ BEATレーベルよりこの6月に復刻再発された。音質改善著しい。オリジナル盤の8曲以外に、初リーダー作の翌日にソニー・スティットも加わり録音された9曲もボーナス・トラックとして収録されている。今回の復刻盤には12ページのブックレットが付いており、ビバップ・ファンは是非お見逃しなく。
- エラ・フィッツジェラルド: デューク・エリントン・ソングブック
第73回掲載CD。エラ・フィッツジェラルド生誕90周年記念として2007/6に発売された、ソングブック集のひとつ。エリントンの数々の名曲を収録したソングブックの決定版。3枚組だが廉価に設定された生産限定盤。1957年ニューヨーク、1956/57年ハリウッド、1957年シカゴにて録音。
矢野沙織: サクラ・スタンプ
第71回掲載CD。矢野沙織のビバップ三部作第三弾で2005年春にリリースされたもの。このアルバムは、Nicholas Payton(tp) 、Peter Bernstein(g)などNYのトップ・アーティストとの共演盤で、Donna Lee、Salt Peanuts、Shawnuffなどのビバップの有名曲が含まれる。
バーバラ・リー: ア・ウーマン・イン・ラヴ(紙ジャケット仕様)
第70回掲載CD。2007/6の最新復刻盤。1955年にリヴァーサイドからデビューアルバムとしてリリースされたLPに収録された8曲と、他に1954年に吹き込んだ2曲を加えたもの。国内盤はこれまでまったくリリースされたことがなかっただけに、ようやくファンの要望に応えるべく、シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパンから復刻された大変価値あるもの。30年代から40年代のスタンダード曲が中心で、バーバラの落ち着いた歌声が、秀逸な歌伴にサポートされて、当時のレトロな雰囲気を再現し、今の時代改めて聴くと、さらに魅力が増してくる。大人のジャズヴォーカルを聴きたい人にぴったりのアルバム。
Lester Young: The Kansas City Sessions
第69回掲載CD。1934、44年録音。このアルバムは、戦前のNYのミッド・マンハッタンにあった伝説のジャズレコード・ストアの店主であるMilt Gablerが、1938年に発足させたCommodore Recordsというレーベルで制作されたアルバムの復刻盤。6人のコンボ演奏。音質改善著しい。
Duke Ellington: Masterpieces by Ellington
第68回掲載CD。ムード・インディゴ、ソフィスティケイテッド・レディ、ソリチュードなどの名曲がズラリ。1951、52年録音。エリントンのCBS時代の代表作。SPレコードから、一挙に十数分もの長時間収録が可能なLPレコードが出現したころにリリースされた記念すべきアルバム。2004年にColumbia Legacyシリーズとして発売されたもの(輸入版)は、音質が飛躍的に改善された。
- エラ・フィッツジェラルド: デューク・エリントン・ソングブック
第67回掲載CD。ノーマン・グランツのプロデュースにより、エリントンとエラ・フィッツジェラルドとの夢の共演が実現した、エリントンの歌曲集。A列車で行こう、サテン・ドール、キャラバン、ソリチュード、ソフィスティケイテッド・レディをはじめとする20世紀を代表する名曲が最高の演奏で収録されたまさに決定的名盤といえる内容。3枚組の永久保存版。別途、エリントンがエラ・フィッツジェラルドをイメージして書き上げたオーケストラ曲も含まれている。
Jimmy Smith: Damn!
第66回掲載CD。1995年リリース。ジミー・スミスのVerveレーベル復帰作。ビバップからハードバップの往年の名曲を集めて、さながらモダンジャズ・ギャラリーといったジャムセッションが繰り広げられている。若い世代のトップミュージシャンが勢揃いしており、ジャズギターファンならMark Whitfieldが参加していることに注目するだろうし、何よりRoy HargroveとNicholas Paytonという2人のトランペッターが共演していることが見逃せない。
Roy Hargrove: Parker's Mood
第65回掲載CD。1995年リリース。若手ジャズ・トランペッターのトップランナー、ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)が、ベースのクリスチャン・マクブライド(Christian McBride)、ピアノのステファン・スコット(Stephen Scott)という若手強力メンバーと組んだ、パーカーの名曲集。全曲文句なしに無条件で楽しめる。パーカー・ファンやビ・バップの好きな人たちだけでなく、若い世代の人たちにも広くおすすめしたいアルバムで、永久保存版ともいえる貴重なアルバム。
マルガリータ・ベンクトソン: アイム・オールド・ファッションド
第63回掲載CD。2007/5/23リリース。スウェーデンの歌姫マルガリータ・ベンクトソンの最新アルバム。さわやかでエレガントの歌声は、これから夏に向かう季節にピッタリ。収録曲Like Someone In Loveの詩情豊かな美しさは別格だ。
鈴木良雄トリオfeaturing海野雅威: For You
第62回掲載CD。2007/5/16リリースの最新アルバム。鈴木良雄、伊藤潔、タモリ、五野洋の4人により設立された、"One"レーベルの第一弾。チンさん、こと鈴木良雄とセシルのリズム陣が素晴らしいだけに、注目の若手ピアニスト海野雅威が自由にのびのび楽しみながらプレーしており、実に心地よくスイングする好アルバムに仕上がっている。録音も優秀。
バリー・ハリス ホッド・オブライエン・トリオ: ホッド・ミーツ・バリー“ライブ”
第61回掲載CD。ヴァージニア大学で95年11月5日に行なわれたコンサートを収録したアーティストの秘蔵テープが、2006年に初めてリリースされた。ホッド・オブライエンと先輩格のバリー・ハリスという、二人のバップ・ピアニストの共演は、貴重なレコーディングで、想像どおり、素晴らしい演奏を展開している。曲目も魅力的で、It Could Happen to Youやパーカーの名曲、Moose the Mouche、Ornithologyなど、他に Round Midnightも収録され、アルバムのラストは、パーカーのYardbird Suiteをホッド・オブライエンの奥さんが歌っている。ジャズ入門者、ベテランを問わず広くおすすめのアルバムです。
ホッド・オブライエン・トリオ: センチになって
第60回掲載CD。2006年録音。1936年1月19日シカゴ生まれの白人バップ・ピアニスト、ホッド・オブライエン(Hod O'Brien)のトリオでの最新盤で、有名なスタンダードナンバーを採り上げており、聴きやすくしかも深い味わいを持っている。
Bill Charlap Trio: Written in the Stars
第59回掲載CD。2000年5月NY録音。ビル・チャーラップは以前に紹介した、ビリー・ストレイホーンの名作集、ラッシュ・ライフ(Lash Life)にも参加しており、今最も充実した演奏を聴かせてくれるピアニスト。スタンダード曲の解釈における洞察力や構成力が見事。いつも歌心溢れ、最新録音版でありながら、古き良き時代のジャズの香りを今に伝えてくれる。かといって単なるオールド色に彩られた音楽ではなく、新しい時代の若々しい感性が溢れ、どの曲も一貫して高い音楽性を維持している。リズム陣も素晴らしい。
ジョン・ルイス: ソロ/デュオ
第58回掲載CD。MJQ解散後、76年に、ジョン・ルイスは、ハンク・ジョーンズ、マリアン・マクパートランドとともに日本コンサートツアーを行った。そのときの、東京郵便貯金ホールでのライブレコーディング・アルバムで、ジョン・ルイスのソロとハンク・ジョーンズとのデュオが収録された貴重なアルバム。
Adam Rogers Trio: Time and the Infinite
第57回掲載CD。2006年の最新録音。2007年2月にリリースされた本アルバムは、Criss Cross Jazz レーベルからの4作目で、今回はギタートリオによる演奏。アダム・ロジャーズは現在NYで最も注目すべきギタリスト。クラシックギターの素養もあり、ギブソンES-335およびナイロン弦クラシックギターを曲ごとに自在に使い分けて吹き込んでいる。ベースのScott Colley、ドラムスのBill Stewartのサポートも素晴らしい。
バリー・ハリス: アット・ザ・ジャズ・ワークショップ
第56回掲載CD。1960年にサンフランシスコのライブハウスで録音されたピアノトリオ盤。バリー・ハリスは、まさにビバップのお手本のようなアドリブを繰り広げる。ムダがない。2007年4月にユニバーサルより超限定1100円盤で再発された。
ロイ・ハーグローブといえば、Familyというアルバムがとても好きでした。マクブライド氏もスコット氏も参加していましたね。伝統的な演奏を重んじつつも、現代的な表現の印象がありました。オスカー・ピーターソンとも共演してましたね。かなり好きなトランペッターの一人です。
投稿情報: ジャズピアノ研究室 | 2007年6 月10日 (日) 22:38
早速コメントありがとうございます。
Roy HargroveのFamilyというアルバムもいいですね。
そのなかの収録曲Polka Dots and Moonbeams、そのうちBlogに掲載したいと思っています。
また、よろしく。
投稿情報: Django | 2007年6 月10日 (日) 23:22