箱から取り出し大急ぎでストラップを取り付け、レンズキット付属の標準ズームを装着し、さあ撮影開始。おっと、バッテリー!、充電まで待てない!。あっ、このバッテリー、見覚えがある。E-P1と同じバッテリーだ。それなら、すでに充電完了。これまでと同じバッテリーが使える。
カメラを手にし、撮影開始。AFが比較にならないぐらい速い。ビシビシ決まる! しかも、タッチセンサー付きの液晶モニターにパッと触れるだけで、即シャッターが切れる。速い! シャッターレリーズボタンを軽く押す。押した瞬間にフォーカスが合う。最速という言葉が、リアリティを持つ。
液晶モニターも、これまでとひと味違う。いや、ひと味どころか、大いに異なる。有機ELディスプレイ搭載。このディスプレイを体験すると、これまでのものは何だったのかと思ってしまうほど。
写し初めてつくづく感じる。これが本当のカメラ。シャッター感触が何より優れている。カメラってこれでなければと思う。続けて、2枚、3枚、4枚と自然にシャッターを押す。リズムに乗れるカメラだ。持った感触もよい。コンパクトだけれど適度な重さと剛性感が手に伝わってくる。
カメラを持ったときの感触がよい。手になじむサイズだ。これは、ひょっとしてバルナックライカに近い大きさではないか?。家に帰って調べてみると、Leica ⅢFがW136×H65×D39mm。E-P3は、W122×H69.1×D34.3mm。E-P3の方が、少し小さかった。でも、サイズ的には、結構似ている。このぐらいのサイズが一番持ちやすい。
標準ズームレンズのデザインも変わった。高級感が増した。ここにきて、PENは、本物のPENになった。デザイン、性能、使い勝手の3拍子がそろった。カメラはバランスだ!
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